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【2歳から】セリフを覚えるほど夢中!遊びも広がる「ふみきりくん」|絵本紹介

ふみきりくんイメージ
こはたに
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こんにちは、こはたにです。
未就学の男の子3人とバタバタした毎日を送っています。
日課にしている読み聞かせの中で、特に子供たちの反応が良かった絵本を紹介しています!

こはたに
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3兄弟ママ /副業イラストレーター
Profile
5歳、4歳、2歳の3兄弟を育てています。

妊娠から出産までで経験した体験談や、子供たちの成長、発達グレーの長男(自閉傾向ありで、現在療育に通所中)の経過などを、備忘録的に配信しています。

子ども達の大好きな絵本の紹介なども紹介しています。よろしくお願いします!
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みなさんは、毎日の読み聞かせに、どんな絵本を選んでいますか?

 「子どもに合う絵本がわからない」
「いろいろ試してもすぐに飽きてしまう」

…そんな悩みを抱えているママも多いのではないでしょうか。

特に、2歳前後は言葉の理解がぐんと広がる時期。「色々な言葉に触れさせてあげたい!」と思っても、「絵本の最後まで集中力が続かない」、「好き嫌いがはっきりしてきて、定番以外の絵本を読みたがらない」という声もよく耳にします。

今回ご紹介するのは、そんな時期の子どもたちにぴったりの一冊。
「ふみきりくん」(作:えのもとえつこ、絵:鎌田歩/福音館書店)は、乗り物が大好きな子どもたちの心をがっしり掴んで離さない絵本です。

主人公はなんと、電車でも車でもなく…「ふみきり」

「かん、かん、かん!」と鳴り響く音、ぴかぴか光る赤い目玉、働き者のふみきりくんが一日じゅう安全を守る姿に、子どもたちはすっかり夢中になります。セリフをまるごと覚えてしまうお子さんも多く、レビューでも「何十回も読んでとせがまれる」との声が寄せられているほど。

ただ楽しいだけでなく、交通ルールへの気づきや、遊びの発展にもつながるこの一冊。
忙しい日々のなかでも、子どもの興味を引き出し、親子の会話を自然に広げてくれる頼もしい存在です。

この記事では、「ふみきりくん」の魅力や読み方のヒント、実際に読んでみたママたちの声、我が家での体験談などをご紹介していきます。

「絵本選びにちょっと迷っている…」という方に、ぜひ読んでいただきたい一冊なのでお付き合いいただければと思います。

「ふみきりくん」ってどんな絵本?

駅のそばに、働き者のふみきりくんがいました。

電車がくると、ふみきりくんは赤い目玉をぴかぴかさせ、「かん、かん、かん、かん!」と音を鳴らしながら遮断機をおろします。朝から夜までのふみきりくんの一日を描いた絵本です。

臨場感たっぷりの電車や特急も登場するので、乗り物好きの子どもたちにもおすすめです。

「ふみきりくん」は、駅のそばで働く「ふみきり」を主人公にしたユニークな絵本です。
物語は、電車がやってくると「ぴかぴか」と赤い目玉が光り、「かん かん かん かん」と音を鳴らして遮断機をおろす、そんなふみきりくんの1日を描いています。特急や急行電車、トラックなども登場し、乗り物好きな子にはたまらない世界観。

あらすじはとてもシンプルだけど、ふみきりという存在にスポットを当てた着眼点の面白さと、繰り返しのリズムが心地よく、読み聞かせのしやすさも抜群です。
絵を手がけた鎌田歩さんのイラストは、街の風景や電車の迫力をリアルに、けれど親しみのあるタッチで描いており、子どもたちの視線を釘付けに。

作中で印象的なフレーズが、「あかい めだまを ぴかぴかさせ、かん かん かん かんと ならしながら しゃだんきを」という一節。
リズム感のあるこのフレーズが、子どもたちの耳と心に残りやすく、読み終えたあとも口ずさんだり、遊びの中で真似したりする姿がよく見られます

また、「ふみきり」という身近な存在を主人公に据えることで、日常の中にある“働くもの”への関心や、社会のルールへの気づきが自然に芽生えるのも、この絵本ならではの魅力です。

 ストーリーそのものは短くても、その後の親子の会話や遊びにぐんと広がりが生まれる、そんな奥行きのある一冊で、我が家には欠かせない定番絵本です。

おすすめの年齢と読み方は?

「ふみきりくん」は、2歳ごろからの読み聞かせにぴったりの絵本です。

こはたに
こはたに

我が家の三男は、1歳半頃から「ふみきりくん」が大好きになり、何度も何度も繰り返し読みました。2歳になった今でも、お気に入りです。

 まだ言葉が出始めたばかりの子でも楽しめるシンプルな展開と、くり返し登場するオノマトペ(擬音語)が耳に残りやすく、自然に言葉のリズムや音の面白さに触れることができます。特におすすめしたいのは、乗り物に興味を持ち始めた頃のお子さんや、日常の出来事と絵本をつなげて楽しみたいと考えてらっしゃる親御さんなど。

読み方のヒント・楽しみ方いろいろ

  • 音をたっぷり楽しむ読み方を意識して
    「かん かん かん かん!」「ぴかぴか」「ひゅるるーん」など、耳に残る音がたくさん出てくるこの絵本。セリフに合わせてリズムよく読むと、子どもも思わず声を出して真似したくなるはずです。
  • セリフをやや大げさに、表情豊かに
    ふみきりくんが登場するシーンでは、声のトーンや間の取り方を少し変えるだけでもぐっと臨場感が増します。感情表現が苦手な方でも、「音」に集中すれば、読みやすさもグンとアップします。
  • お出かけ先や日常とつなげる会話のきっかけに
    絵本を読んだあと、実際に踏切を見つけたときに「ふみきりくんだね!」と声をかけることで、絵本の世界と現実がつながる体験ができます。これによって、記憶にも残りやすく、言葉の理解にもつながっていきます。
  • 雨の日の室内遊びにもおすすめ
    プラレールやブロック遊びと組み合わせて、絵本の場面を再現してみるのも楽しい時間に。「トラックくん止まって~!」と遊びの中でもセリフを口にすることで、表現力も育まれます。
  • 寝る前の読み聞かせにも最適
    物語は、ふみきりくんの一日が終わって灯りが消えるラストで締めくくられます。この静かな終わり方が、就寝前の落ち着いた時間にちょうどよく、「じゃあ、寝ようか」に持っていきやすいです。

実際に読んだママたちの声

多くのママたちから「何度も読みたくなる」「遊びが広がった」といった声が寄せられています。実際に読んだ方からは、こんな声が届いています。

20代ママ(2歳の男の子)
20代ママ(2歳の男の子)

踏切が大好きなわが子に読んだところ、すっかりお気に入りに。セリフを覚えて自分で絵を見ながら話すようになり、「遮断機」なんて言葉まで自然と覚えていてびっくりしました。

30代ママ(1歳の男の子)
30代ママ(1歳の男の子)

まだ少し早いかな?と思いつつ読み聞かせを始めましたが、音やリズムが楽しいようでお気に入りの一冊に。踏切の役割を知るきっかけにもなり、交通ルールの導入にもぴったりだと感じています。

20代ママ(3歳の男の子)
20代ママ(3歳の男の子)

家の近くにある本物の踏切と絵本がつながって、子どもが手をふみきりのように動かして真似しています。セリフも覚えていて、「ひゅるるーん」「ぱーん」と言いながら楽しそうに読んでくれます。

「ふみきりくん」読み聞かせ
~我が家の体験談~

我が家で初めて「ふみきりくん」を読み聞かせたのは、長男が2歳を過ぎて乗り物への関心が高まってきた頃でした。それまであまり絵本に集中できなかったわが子が、「かん かん かん!」という音に思わず反応し、目を輝かせて絵本を覗き込んだ姿はいまでも印象に残っています

特に反応が大きかったのが、ふみきりくんが遮断機を下ろすシーン

何度も読み聞かせる中で、「でんしゃが くると、あかい めだまを ぴかぴかさせ…」の語りかけに合わせて、自分の手を左右に広げて「ふみきりごっこ」を始めるほど夢中になりました。数回読んだあとは、セリフをすっかり覚えてしまい、ページをめくるたびに先回りして声に出してくれるように。

こはたに
こはたに

最近、5歳の長男が2歳の末っ子に読み聞かせをしてあげていました。長男が読んでいたところに三男が言ったのだと思いますが、絵本を通じて兄弟の時間が豊かになっているのを感じる今日この頃です。

ある日、お出かけ中に本物の踏切を見つけた瞬間、「ふみきりくんだー!」と嬉しそうに指差して大興奮。 実物を見た体験と絵本の内容がぴたりと重なり、そこから自然と会話が広がりました

「なんで止まらないといけないの?」「赤いランプはなにしてるの?」 そうしたやりとりの中で、「踏切は人や車の安全を守ってるんだよ」と伝えると、ふんふんとうなずいて真剣な表情で聞いていました。

 絵本が「交通ルールの入り口」になったような、そんな実感がありました。

また、雨の日の室内遊びでは、長男と次男でプラレールとデュプロの人形を使って、絵本のワンシーンを再現。 「トラックくんは止まらないとね!」と言いながらごっこ遊びをする姿を見て、遊びの中にも「学び」が自然と溶け込んでいることに、驚きと嬉しさを感じました

何気ない毎日の生活に、こんなにも広がる世界があるんだと気づかせてくれた「ふみきりくん」。 ただ読むだけでなく、子どもの想像力や言葉、そして社会性までもゆるやかに育ててくれる、そんな学びのある1冊です。

まとめ|「ふみきりくん」を読んで

「ふみきりくん」は、単に乗り物好きの子に響く絵本というだけではなく、子どもが日常と絵本を結びつけ、自分なりに世界を理解しはじめるきっかけを与えてくれる一冊です。

セリフを覚えて真似したり、遊びの中で再現したり、ちょっとしたお出かけ先で「ふみきりくんだ!」と反応してくれたり、その様子に、絵本を通して「見る」「感じる」「考える」力が育っていることを実感するママも多いようです。

まとめると「ふみきりくん」には以下のような大きな魅力があります。

  • 音やリズムが楽しく、自然とセリフを覚えてしまう楽しさがある
  • 子ども達が交通ルールや社会のしくみに気づくきっかけに
  • 絵本の世界から、実際の遊びや会話に発展し、親子の時間がより豊かに

また、物語の最後にふみきりくんの一日が終わり、静かに明かりが消える場面があることで、寝かしつけ前の読み聞かせにもぴったり。忙しい毎日でも「ちょっと読んでみようかな」と思えるような、無理のないボリューム感も嬉しいポイントです。

「子どもにどんな絵本を選んであげればいいのか悩む」
「読み聞かせがうまくいかず、少し疲れてしまっている」
そんなママにも、ぜひ手に取ってみてほしい一冊です。

こはたに
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お読みいただきありがとうございました!
何かの参考になれば、とても嬉しいです。

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3兄弟ママ /副業イラストレーター
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妊娠から出産までで経験した体験談や、子供たちの成長、発達グレーの長男(自閉傾向ありで、現在療育に通所中)の経過などを、備忘録的に配信しています。

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