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【3歳から】寝かしつけの強い味方?車好きっ子がすんなり眠る新習慣『おやすみ、はたらくくるまたち』|絵本紹介

はたらくくるまたちイメージ
こはたに
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こんにちは、こはたにです。
未就学の男の子3人とバタバタした毎日を送っています。
日課にしている読み聞かせの中で、特に子供たちの反応が良かった絵本を紹介しています!

こはたに
こはたに
3兄弟ママ /副業イラストレーター
Profile
5歳、4歳、2歳の3兄弟を育てています。

妊娠から出産までで経験した体験談や、子供たちの成長、発達グレーの長男(自閉傾向ありで、現在療育に通所中)の経過などを、備忘録的に配信しています。

子ども達の大好きな絵本の紹介なども紹介しています。よろしくお願いします!
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「早く寝てほしいのに、全然寝てくれない…!」
「やっと寝たと思ったら、兄弟で起こし合い…」

小さなお子さんのいるご家庭では、毎晩の寝かしつけがちょっとした「戦い」になっているということも多いのではないでしょうか。

電気を消して「さあ寝よう」と言っても、寝る気配ゼロ。寝るどころか、なぜか元気に…。お布団でゴロゴロ遊び出し、兄弟がいればお互いを起こし合って、寝るどころではない。

気づけば寝かし付けに30分、1時間、2時間…。「この時間があれば、できることがいっぱいあったのに…」と、イライラしてしまう、どっと疲れてしまう。私自身も、毎晩そんな日々にため息をついていました。

でも、ある絵本に出会ってから、寝る前の時間が少しずつ変化が。それが、「おやすみ、はたらくくるまたち」(文:シェリー・ダスキー・リンカー、絵:トム・リヒテンヘルド、訳:福本 友美子/ひさかたチャイルド)

アメリカのベストセラーになったこの絵本は、広い工事現場を舞台に、クレーン車やミキサー車、ショベルカーなど、働く車たちが一日の仕事を終えて、そっと目を閉じていくお話です。

「しーっ。おやすみ、おやすみ」と繰り返される優しい言葉と穏やかなイラストが、子どもたちの心にじんわり届いて、自然と眠る空気へと導いてくれます。我が家でも、「この絵本を読んだら寝ようね」と声をかけると、子どもたちもすんなりお布団に入ってくれるように。

もし「(車が好きな)子どもが静かに寝てくれたら…」「寝る前の時間をもっと穏やかにできたら」と思っているなら、この絵本が力になってくれるかもしれません。

 「おやすみ、はたらくくるまたち」は、どんな絵本?

「おやすみ、はたらくくるまたち」は、広い工事現場を舞台に、クレーン車やブルドーザー、ミキサー車、ショベルカー、ダンプカーといった働く車たちが、一日の仕事を終えて「おやすみ」と眠りにつく様子を描いた絵本です。

作者のシェリーさんは、寝る前に車の話を聞くと興奮してしまう息子さんのために、働く車たちが静かに眠る様子を想像して語ったところ、息子さんがすんなり眠ってくれた…という体験談からこの絵本が生まれたそう。

物語の流れはとてもシンプルで、日が沈んでいく夕暮れの工事現場で、車たちがひとつ、またひとつと仕事を終え、「しーっ……おやすみ、クレーンしゃ。おやすみ」という優しい言葉で、ゆっくりと眠りに入っていくのです。

この「しーっ……おやすみ、○○、おやすみ」という繰り返しのフレーズが、この絵本の最大の魅力かもしれません。読み聞かせの際に、子どもたちも自然と指を口に当てて「しーっ……」と真似をしたり、「次は誰がおやすみかな?」とワクワクした様子でページをめくったり。 言葉のリズムと予測可能な繰り返しが、安心感と心地よさを与えてくれるようです。

また、絵のタッチもとても柔らかく、働く車たちが目を閉じて安心した表情を浮かべる姿には、大人も思わず「かわいい…」と感じるほど。がんばって働いた車たちが、ふと力を抜いてリラックスする様子が、「いっぱいがんばったら、ゆっくり休もうね」というメッセージのようにも感じられます。

働く車が大好きなお子さんにとっては、登場する乗り物たちだけでも大興奮。それでいて、お話は決してテンション高く盛り上げるものではなく、静かに、優しく、眠りへと誘ってくれる。そんな絶妙なバランスが、この絵本の魅力です。

おすすめの年齢と読み方は?

「おやすみ、はたらくくるまたち」の対象年齢は3歳から
特に、働く車が大好きな子どもたちにはぴったりの一冊です。

3歳くらいの年齢になると、子どもたちは少しずつ会話が増え、身の回りの世界に興味を広げていく時期です。そんな時期に、「これはショベルカーだね」「ブルドーザーもいるね」と親子でやりとりしながら読めるこの絵本は、言葉の理解を深めるきっかけにもなります

また、「おやすみ、○○、おやすみ」という繰り返しのフレーズがたっぷりと出てくるので、言葉のリズムや抑揚を楽しみやすく、読み聞かせの時間が自然と心地よいものになります。

読み聞かせのちょっとしたコツ

  • ゆっくり、穏やかな声で読む寝る雰囲気に
    「しーっ……おやすみ、○○、おやすみ」の部分では、声のトーンを少し落としたり、静かに語りかけるように読むことで、自然と子どもも気持ちが落ち着いてきます。
  • ページをめくる前に、「次は誰がおやすみかな?」と問いかけてみるのも◎。
    車の名前を覚えた子どもが、得意げに答えてくれるかもしれませんし、眠気のなかでぼんやりと考えるのも、寝かしつけへのいい導線になります。
  • 「おやすみ」の気持ちをこめて、ぎゅっとしてみるのも◎。
    絵本を読み終えたあと、そっとお布団をかけながら「おやすみ、○○くん(ちゃん)」と声をかけることで安心感を与え、子どもにとって「読む→眠る」がひとつの流れとして定着していくかもしれません。

この絵本は、「寝る時間」を子どもにやさしく知らせる「トリガー」としてとても優秀です。
ただ「寝よう!」と言うだけではなかなか難しい寝かしつけの時間も、絵本の力を借りることで、ぐっとスムーズになる可能性があります。特に、日中に工事現場の車を見た日などは、夜の読み聞かせにもぴったり

「今日はショベルカー見たね」「あのときのクレーン車もおやすみしてるよ」と、実体験と絵本の世界をリンクさせることで、より豊かな読み聞かせ時間になります。

実際に読んだママたちの声

他のママたちからは、こんな声が届いています。

30代ママ(2歳男の子)
30代ママ(2歳男の子)

車の名前やがたくさん出てくるので、2歳の頃からお気に入りの1冊に。特に「しーっ……おやすみ、○○、おやすみ」の繰り返しが大好きで、真似をして静かに読む姿がとても可愛いです。寝る前の時間が穏やかになった気がします。

30代ママ(2歳男の子)
30代ママ(2歳男の子)

重機が好きな息子にぴったりでした!寝る前に「みんな寝るから一緒に寝ようね」と話すと、納得して目を閉じてくれるように。読みながら「しーっ」の場面を一緒にやると楽しそうです。ほんわかした気分で寝かしつけできるのが嬉しいですね。

30代ママ(2歳男の子)
30代ママ(2歳男の子)

寝る前に『おやすみ、はたらくくるまたち』を読むのが日課に。特にショベルカーのシーンが好きで、「みんな帰っちゃったね」と少し寂しそうに話す姿にキュンとします。大好きな車たちが眠る絵本、我が家では手放せません。

「おやすみ、はたらくくるまたち」読み聞かせ
~我が家の体験談~

うちには未就学の3人兄弟がいるのですが、寝かしつけの時間はいつもひと苦労。

電気を消して「さあ寝ようね」と声をかけても、誰かがごそごそ動けば、他の兄弟もつられて起きてしまい…。やっと一人がウトウトし始めたと思えば、別の子が話しかけてまた振り出しに戻る、そんな毎日に、正直少し疲れを感じていました。

寝かしつけに2時間かかったこともあります。

「この時間に、本当は洗濯したり、翌日の準備をしたりしたかったのに…」と、もどかしさやイライラでいっぱいに。 子どもたちの隣にただ横になっている時間が、どこか無意味に思えてしまったこともありました。

そんな中で書店で出会ったのが、「おやすみ、はたらくくるまたち」でした。

この絵本を寝る前の「導線」として取り入れるようになってから、寝かしつけの時間に小さな変化が生まれました。

絵本を読み始めると、自然と絵に見入り、「しーっ…」の場面では声を潜めて真似をしたり、「おやすみ、クレーンしゃ」と小さな声でつぶやいたり。「“眠る時間に向かっていく」という空気作りができるようになりました。

絵本を通じて、「読んでもらえた」という満足感が子どもたちに生まれるのか、寝る前に騒ぐことも減ったように感じます。

親としても、「ただ寝かせようとする」のではなく、「今日はこの子にこの本を読んであげよう」と具体的にできることが見えることで、気持ちが少し軽くなりました。

もちろん、すべてが万事解決!というわけにはいきませんし、本を読んでも寝ない日もあります…。が、「寝る前に本を読む」という親子のルーチンを自然に育んでくれたのは、間違いなくこの絵本でした。

とくに工事現場の車が好きなお子さんにとっては、「大好きな車たちが頑張って、そして眠る」という流れがぴったり重なるようで、よりすんなりと「おやすみモード」に入っていけるのかもしれません。

子ども達も安心し、親も気持ちに少しゆとりが生まれる。そんな毎晩のひとときを、この絵本がそっと支えてくれるように思います。

まとめ|『おやすみ、はたらくくるまたち』を読んで

寝かしつけに悩む毎日。
「どうしたら静かに寝てくれるんだろう…」と悩んでいたときに出会ったこの絵本は、親子で過ごす夜の時間を、少し穏やかにしてくれました

『おやすみ、はたらくくるまたち』は、

  • 工事車両が好きな子どもが自然と引き込まれるテーマ
  • 「しーっ」「おやすみ」といった繰り返し表現の心地よさ
  • 優しく静かなトーンで「寝る時間」をやさしく意識させる構成

といった魅力が詰まった、寝る前の絵本にぴったりな一冊です。

本を読みながら一緒に「しーっ…」と声を潜めたり、車の名前を親子で呼び合ったり。そうした小さなやりとりの中に、子どもとの信頼や満足感が育まれる瞬間がありました。

もちろん、絵本1冊で寝かしつけの悩みが魔法のように消えるわけではありません。けれど、絵本を読むことで親子の気持ちがゆるみ、「今日もいい1日だったね」「おやすみなさい」と自然に気持ちを切り替えられる時間が少しずつ増えていく──それだけでも、日々の育児がぐっとラクになった気がします。

寝かしつけに困っている方や、車好きなお子さんを持つ方には、ぜひ一度手に取ってほしい一冊です。 「今夜も読んで」と子どもが笑顔で本を持ってくる、そんな時間が少しでも増えたら、とても素敵ですよね。

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お読みいただきありがとうございました!
何かの参考になれば、とても嬉しいです。

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