雑記

【体験談】3人目を誘発分娩で生んだ時の話|私の出産レポ

3人目を誘発分娩で生んだ時の話
こはたに
Q
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こはたに
こはたに

こんにちは、未就学の3兄弟を育てながら副業デザイナーとして活動している、こはたにです。

私は末っ子の三男を出産する時に、陣痛促進剤を使用して誘発を行いました。

お医者さんから「誘発分娩をしましょう」と言われると、

疑問さん
疑問さん

「普通のお産より痛いの?」
「誘発をするとどれくらいで生まれてくるの?」
「誘発分娩ってどれくらい費用が掛かるの?」

などなど……、色々な疑問や不安が湧いてくるかと思います。私もそうでした。促進剤使用中に色々な方の体験談を読み漁りました(笑)

私の体験談が、「これから誘発分娩予定です」という方や、「今真っただ中です!」という方の参考になれば幸いです!

\この記事を書いたのはこんな人です!/

こはたに
こはたに
3兄弟ママ /副業イラストレーター
Profile
4歳、3歳、0歳の3兄弟を育てています。

妊娠から出産までで経験した体験談や、子供たちの成長、発達グレーの長男(自閉傾向ありで、現在療育に通所中)の経過などを、備忘録的に配信しています。

子ども達の大好きな絵本の紹介なども紹介しています。よろしくお願いします!
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本記事は、あくまでも私の体験談です。どんな処置が行われるのかは病院によって違いますし、お産の進み方も人それぞれなので、参考程度にお読みいただければと思います。

誘発分娩になった背景

NSTを受ける女性

誘発をすることになった理由は「赤ちゃんが大きすぎる・・・」からでした。

我が家は、長男・次男共に、3,500g超えの大きめベビー。
予定日を過ぎても生まれてこず、次男で2日超過、長男の時は3日超過で生まれてきました。

中期前半から、成長曲線の上限を超え始め、途中から測定不能に…。
妊婦検診の度に、かかりつけの先生から「大きいね~」と言われていました。

そして、三男も例に漏れず、中期から成長曲線の上限を超え、2週間以上サイズが大きいまま、後期に突入。

ただ、長男・次男、どちらもそんな感じだったので、特に気に留めることもなく、「うちの子どもは大きくなっちゃうんだよな~」とおっちり構えていました・・・。

が、38週3日のエコー検査時に、頭幅が97.5mmあり、「100mmを超えると難産になる可能性があり、最悪帝王切開も視野に入れなければならなくなる」とのことで、「予定日待たずに誘発した方がいい」と、医師から強く勧められ、39週4日で誘発をすることになりました。

(参考)三兄弟の生まれたときのサイズ感

頭幅のサイズを控えていなかったので、出産後の頭囲になりますが、長男・次男・三男のサイズ感はこんな感じでした。

  • 長男:体重 3520g、身長 51.4cm、頭囲 34.5cm
  • 次男:体重 3360g、身長 51.2cm、頭囲 34.0cm
  • 三男:体重 3560g、身長 50.4cm、頭囲 34.8cm
こはたに
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三男は陣痛促進剤を使用して、予定日より前に生まれましたが、長男や次男に比べ、確かに頭のサイズは大きかったです。

ちなみに、長男と次男の出産にかかった時間は以下の通りで、どちらも途中で陣痛が弱くなってしまったため、促進剤を使用しての出産となりました。

  • 長男:陣痛10分間隔→病院到着から24時間、予定日3日超過
  • 次男:陣痛15分間隔→病院到着から27時間、予定日2日超過

誘発をしてから出産までにかかった日数

誘発をしてから出産までにかかった日数は約3日です。

陣痛促進剤を使用して誘発を行った当日は特に何も起こらず一旦帰宅しましたが、その翌日のお昼過ぎに破水し、入院することになりました。

実際に生まれたのは、更にその翌日、日を跨いだ深夜1時半頃です。

誘発を行った当日に出産になる方も多くいらっしゃるようですが、私の様に当日は何も起こらず、一旦帰宅になるケースもそこそこあるようです。

誘発~出産までの時系列

誘発から出産までの時系列は、下記の様な感じでした。

1日目

誘発のため朝一で病院に行き、午後まで陣痛促進剤の点滴を行いました。

10:00
陣痛促進剤(オキシトシン)の点滴開始(10ml/hから)

看護師さん?助産師さん?から「30分置きに、10mlずつ増やしていって、今日は100mlまでやるよ」と説明を受けました。下の表の様な感じで増やしていきました。

時刻陣痛促進剤使用量(ml/)
10:0010
10:3020
11:0030
11:3040
12:0050
12:3050
13:0060
13:3070
14:0070
14:3080
15:0080
15:3090
16:00100
16:30100
 

曖昧な部分もあります。隣室で出産されている方などもいらっしゃり、看護師さん・助産師さんもバタバタされていたので、きっちり30分置きではなかったです。

  • NSTモニターの装着
  • お腹は、時々張る(NST:30~35)ものの、痛みは特になし
10:30
内診+内診グリグリ(卵膜剥離)

担当の先生の内診を受けるために分娩室に移動。

  • 子宮口は指約1本分(1cm)開いている
  • 「これやるとお産が進むからね~」と内診グリグリ

内診グリグリすると出血することが多いと説明を受けるも、特に出血せず。

内診グリグリの正式名称は「卵膜剥離(らんまくはくり)」と言うそうです。「子宮口に指を1~2本入れて、円を描くように指を動かし、卵膜を下部の子宮壁からはがすことで陣痛を促進する処理」だそう。

子宮口に指入れてたんだ!とビックリ。痛いわけです……。

こはたに
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12:00
昼食

お昼ご飯を完食。その後は、ベットの上でぼーっと過ごしました。

促進剤を使用している間は、子宮が収縮を繰り返すため、マラソンしているのと同じくらいの運動量とかで、気が付くと寝てしまっていたり……。

促進剤は50ml/h程度でお腹が張る間隔もバラバラ。特に痛みもありませんでした。

15:00
おやつ

出されたおやつを完食。

自宅にいるとあまりゆっくりできないので、久しぶりに自分の時間を満喫。
持ってきた本を読んだり、動画を見たり、他の方の出産レポを読んだりしてました。

  • 張りは若干強くなっている(NST:30~50)けど、痛みはなし
  • 助産師さんから「まだ大丈夫そうだね!」と声を掛けられるくらい
15:30
陣痛促進剤90ml/h、陣痛の間隔が1分30秒~2分置きに

陣痛促進剤が90ml/hを超えたあたりから、張りが一気に強くなり、痛みを伴うようになりました。張りと張りの間隔も規則的になってきました。

  • 張りが強くなってくる(NST:40~60)、痛みも出てくる
  • アプリで陣痛の間隔を計ると1分30秒~2分置き
陣痛間隔01
16:00
陣痛促進剤100ml/h、NST:50~80、陣痛の間隔1分30秒~2分置き

100mlで、やっと呼吸が乱れてくるくらいの痛みを感じるようになりましたが、まだまだ我慢できるレベル。助産師さんと普通に会話できていました。陣痛の間隔は、2分弱程度、継続時間も30~40秒程度で、90ml/hの時から特に変わらず。

  • 張りが強くなってくる(NST:50~80)、痛みが強くなってくる
  • 陣痛の間隔は1分30秒~2分置き
陣痛間隔02
16:40
点滴終了

本陣痛につながることなく時間が来て終了でした。

事前の説明で、4:30PMまで促進剤を使ってみて、変化がなかったら6:00PMまでやると言われていたのですが、「促進剤で陣痛起こしてるっていう感じで、あんまり進みそうにないな~」とのことで終わりました。

16:50
内診+内診グリグリ?

点滴が終わった後、針を抜く前に、担当の先生の内診、内診グリグリを受けました。本陣痛に結び付かなかったので、1日開けて、2日後にもう一回やろう、とのことでした。

  • 子宮口は約2cm開いている状態
  • 次回の誘発分娩時に陣痛促進剤+バルーンを使用

点滴の針を抜いてから、次回の処置についての説明を軽く受けました。また、誘発中に特に何も起こらなかった場合でも、刺激にはなっているので、その日の夜に破水するケースもあるとのことで、何かあったらすぐ電話するように言われました。

20:00
帰宅

お腹の張りはまだ感じていたため、「帰宅途中で破水したらどうしよう」とハラハラしながら帰りましたが、何事もなく帰宅しました。

21:00
出血(おしるし?)

子ども達の寝かし付け終了後、トイレに行くと、血の混じった大量のおりもの(卵1個分の卵白くらいの量)がでました。

排卵前後の様な、どろっとした粘性のあるおりものだったため、おしるし?

お腹の張りは若干あったものの、痛みはほとんどなかったので、近所を15分程度散歩し就寝しました。

2日目

出血(おしるし?)はあったものの、特に痛みがあったわけでもなかったため、普通通りに過ごしていました。

体を温めると陣痛が来ることがあるというのをネットの記事で見かけ、お風呂に浸かったりしていました。

午後の1時半過ぎ、尿が漏れてくるような感覚があり、急いでトイレに行って確認するとナプキンが若干濡れていました。

色は血が混じっていたのかオレンジ色の様なピンク色でした。

病院に急いで電話をし、破水したかもしれないことを伝えたところ「直ぐに来てください」よのこと。

入院準備をしている間もチョロチョロと水が出てくる感じがあったので、大き目のナプキンをあてなおし、タクシーで病院に向かいました。

13:30
破水

少量の尿漏れのような感覚。
病院に電話をして、破水したかもしれないことを伝え、入院準備。

  • お腹の張り・痛みなし
  • 陣痛が来ている感じなし
  • 動いたり姿勢によって、水がかなり出てくる感じ
13:50
病院到着

念のため破水かどうか確認するため内診を受けることに。
内診台に上がった時にダーッと水が出てくる感覚があり、「破水してるね」と言うことで入院が決まりました。そのまま陣痛室へ。

  • お腹の張り・痛みなし
  • 陣痛が来ている感じなし
14:00
前駆陣痛?

若干の痛みが出てくるものの、特に規則的でもなく、痛かったり痛くなかったりが続く。

もし、このまま本陣痛につながらなければ翌朝促進剤を使いましょう、とのことで先生から言われました。

22:00
前駆陣痛から本格的な痛みに

14時頃から特に痛み強さや間隔に変化なく、本当に生まれてくるのか不安になっていましたが、22時を過ぎたあたりから本格的に痛くなり始めました。

間隔は15分程度。

23:00
陣痛の間隔が10分を切る

11時20分を過ぎたあたりから10分を切るようになり、痛みも更に強くなり始めました。

3日目

0:00
いきみたいような感じが出てくる

深夜0時を過ぎたころ、突然陣痛の痛みが変わり、いきみたい感覚が出てきました。

陣痛の間隔は2分だったり、8分だったりまちまちでしたが、助産師さんに伝えたところ、「分娩台に行きましょう!ご主人に電話してください!」とのこと。

息絶え絶えになりながら、夫に「そろそろ生まれそうだから病院来て!」と連絡。

よたよた歩きながら分娩台へ。

陣痛間隔03
0:30
子宮口6cm

分娩台に上がってから内診を受けたところ、まだ子宮口が6cmしか開いておらず……。

痛みの間隔は3分を切っていましたが、「まだいきまないでね!」と言われ、いきみ逃しがかなりしんどかったです。

こはたに
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初産の時は1cm開くのにもかなりの時間がかかったので、もしかしたら分娩台で数時間苦しまなきゃいけないのかと絶望しました……。

0:40
子宮口8cm~全開

陣痛が来るたびに助産師さんが子宮口の開きを確認してくれました。
10分で8cmまで開いたところで、「少しいきんでみようか」と言われ、陣痛がきたタイミングで軽くいきむことを3~4回。

助産師さんから「全開になったよ!いきんでいいよ!」のGOサイン!

たった20分程度で、4cmも開いたことに驚き!

1:15
三男誕生

本陣痛から約2時間で、無事に三男誕生。
本格的にいきみ始めてから4~5回ほどで出て来てくれました。

三男誕生

3560gで、三兄弟の中でも一番大きく生まれました。

心配していた頭囲も兄弟の中でやはり一番大きく、出てくるときに産道が少しだけ裂けたようですが、会陰は切開はせずに済みました(産後が楽でした!)。

三男生後0日

誘発分娩にかかった費用

昼食とおやつ・日帰り・陣痛促進剤のみ使用・都内在住の私のケースで、8,000円弱でした。

平均的な金額は、1~3万円程度のようです。住んでいる地域や処置、病院によっても変わってくると思いますので、参考程度にとどめていただければと思います。

誘発分娩のまとめ

妊娠39週4日で誘発分娩を行い、39週6日(出産予定日の1日前)に無事出産しました。

陣痛促進剤を使用したその日は出産に結び付きませんでしたが、誘発が確実にトリガーとなって予定日よりも少し早く、可愛い三男に会うことができました。

これから誘発分娩を行う方や、今真っただ中にいる方の参考になれば幸いです!
皆さんが早く可愛い赤ちゃんに会えますように。

こはたに
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ここまでお読みいただきありがとうございました!何かの参考になれば幸いです。それでは今回はこの辺で!

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